では、今構築の評価を1~5段階で!
強さ ☆☆
ガチ度 ☆☆☆
面白さ ☆☆☆☆☆
形 ☆(スター)
意表度 ☆☆☆☆☆
今構築で一番時間をかけました、種族値の紹介コーナー!
(説明が長いので、型だけを見たい方は飛ばし、次の技紹介の欄に行ってください)
HP 60 ←かなり低い
攻撃 75 ←特殊技をメインに覚えるので気にしません
防御 85 ←いわゆる紙耐久というやつ
特攻 100 ← Z や こだわりメガネ,いのちのたま を持たせればなかなか
特防 85 ←俗に言う紙耐久というやつ
素早 115 ←メジャーな100はもちろん、110属も抜けるので、なかなか面白い動きができそう
「スターミーの紹介!」でも述べたように、特殊アタッカーにすると カプ・コケコ カプ・テテフなどの守り神との差別化ができず、いわゆる劣化なってしまいます。
なので、今回は 夢特性;アナライズ に注目しました。
アナライズ とは、そのターンの中で、相手より遅く攻撃した場合、自分の攻撃技の威力が1,3倍になるという強特性。他には ジバコイル などが持っている特性で、ジバコイル の素早さ種族値は60なので ジバコイル だと発動させやすい。
ですが、スターミー は110属、例えば スカーフカプ・テテフ や カプ・コケコ ゲッコウガ メガゲンガー ニトロチャージメガリザードンY りゅうのまいメガリザードンX などのメジャーなポケモンの攻撃をきあいのタスキで一回耐え、後攻で アナライズ 補正込みの火力を叩きつけようと思いましたが「相手の素早さに依存するので安定しない」+「何より一発撃ったらほぼ次の攻撃で倒されるので良くても スターミー 一体で相手のポケモン 一体を倒せる程度と強くない」という事実があります。
そこで思いついたのが「後続に貢献できる」尚且つ「自らが素早さ調整ができる」型を作ろうということです。
今回の型では「主に後続貢献」しつつ、「可能であれば相手のポケモンを一体 道連れしていく」点に重点を置いています。
持ち物
きあいのタスキ…紙耐久であるスターミーがトリックルームを貼れるようにします。
特性
アナライズ…今回のコンセプトなので確定です。
性格
攻撃 防御 特防 のどれか下がり、代わりに 素早 が上がるもの。
努力値
特攻に252振り、素早にも252振ります。
詳しい立ち回り等は、次の「技紹介の後」に立ち回り方を載せます
技紹介のコーナー!
確定技
「トリックルーム」 今回は後続への貢献に トリックルーム を用います。後述する「相性のいいポケモン」に載せる鈍足アタッカーへの貢献です。
選択技(オススメ度)
「れいとうビーム(5) 」レート界の重鎮 ドラゴンタイプ への打点
「パワージェム(3) 」最近流行っている メガリザードン への打点
「ラスターカノン(4 )」 守り神 カプ・テテフ への打点
「シャドーボール(1)」一応 ギルガルド への打点 ただし、じゃくてんほけん も持っている個体も一定数いるので、闇雲に打たないほうがいい ゆえにオススメ度は低め
「10万ボルト(1)」ギャラドス への打点 ギャラドス は特殊防御は並以上あるので、メガ進化されたら(電気タイプの技が四倍から二倍に下がります)一撃で落とすのも厳しい
「なみのり(2)」メインウエポン もう一体の神 カプ・コケコ へ
「まもる(1)」ねこだまし 対策に一応候補には上がりますが、ねこだましに定評のある メガガルーラ も弱体化もあったので最近はあまり見ません ゆえにオススメ度は低め
筆者は、トリックルーム れいとうビーム パワージェム ラスターカノン で使っていますが、パワージェム がほぼ メガリザードン ピンポイントであるので、なみのり が欲しい時もあります。
たち回りのコーナー!
基本の流れ
まずは、初手は思考停止のトリックルーム!
スターミー=特殊アタッカー という思い込みがあるので、警戒されず ちょうはつ の心配はないです。
*トリックルームは優先度-7(=相手や自分の素早さに依存せず必ず相手より遅く行動します)
ここで重要なのは、相手の行動です。
これで 次のターンに相手を倒せるか また トリックルーム のターン数が決まります。
相手の行動パターン(1)
相手がりゅうのまいなど いわゆる 積み技 をして 素早 を上げてくる場合 (例…メガリザードンX メガボーマンダ等
りゅうのまい だったら相手の方が素早さが早くなり、次のターンは トリックルーム により自分が先に行動できます
アナライズ は発動しませんが、きあいのタスキがあるので先に二発打てます。これで大抵の相手は倒せ、仮に 二ターン 倒すのに(倒されるのに)かかったとすると、残りの トリックルームターン は 二ターン(使ったターン 技ターン 技ターンで 三ターン 消費しています)です。後の「相性のいい味方」でも述べますが、鈍足アタッカーを繰り出し、残り二体をできれば 二ターン以内に 倒せばいいです。
スターミー+鈍足アタッカー+カイリューなどの対面性能が高いポケモンでほぼ勝てると思います。
相手の行動パターン(2)
相手が攻撃技を使ってきた場合
相手の攻撃を受けますが、きあいのタスキ で耐え、後攻に トリックルーム を展開します。
次のターンは、素の素早さが自分の方が遅いと先に攻撃をし、自分が遅いと アナライズ 込みで攻撃ができます。大方が 二ターン目 に倒してくる(=残りの トリックルーム 三ターン です)ので、残り二体をできれば 三ターン以内に 倒せばいいです。
以上とはちょっと変わった場合
ミミッキュ …
最初のターンに つるぎのまい をしてくれればラッキー。しかし ばけのかわ を剥がすので精一杯です。最初のターンに攻撃してくると トリックルーム は貼れますが ばけのかわ は突破できません。ミミッキュ対策としては、裏に「つららばりマンムー(つららばりは一ターンに複数回攻撃可能なので ばけのかわ を剥がしつつ本体に攻撃できます)」や「特性:かたやぶり(相手の特性を無効化して攻撃できるので、化けの皮を貫通して攻撃可能)」を入れて対策してください。
ニトロチャージメガリザードンY…
ニトロチャージ をしてきた場合はラッキーです。後攻で トリックルーム をし、トリックルームと ニトロチャージ で素早さが逆転し先制で技を打てます。パワージェム を打ちましょう。
ただし、ソラービーム を打たれた場合は、トリックルーム しか貼れません。
ここで一言!
ここまで読むと、アナライズ が全然発動できていないじゃないかと思われますが、実際その通りです(笑)
しかし、特殊アタッカー としては生きていけない スターミー にとって、相手に読まれず トリックルーム を貼ることが唯一のできることです。そこまでして「トリックルーム を貼らなくていい」「トリックルーム なら他のポケモンを使う」という人にはあまり面白い構築ではなかったと思いますが、スターミー を使ってあげたい方は、是非とも使ってあげてください m(__)m
苦手な相手…
・ミミッキュ…最低限 トリックルーム はできますが、ばけのかわ なのでダメージを与えれません
・複数回攻撃できるポケモン…マンムーのつららばり キノガッサのタネマシンガン などです。
ミミッキュ相手 は役割遂行可能ですが、複数回攻撃可能な技を覚えるポケモンは トリックルーム すら貼れずに倒されてしまいます。自分の選出したポケモン次第ですが、トリックルーム を貼らずに素直に特殊技で攻撃した方がいい場合もあります。(アナライズは忘れてください 笑)
なおキノガッサに関しては、きあいのタスキ を持っている個体もいて きあいのタスキモノを言わせてキノコの きのこのほうし を使われることもあります。
相性のいい味方…
・マンムー…
なんども出てきますが、マンムー は相性がいいです。トリックルーム下 は素早さが遅い方がいいので、努力値は素直にHPと攻撃に振りましょう。スターミー が呼ぶ 電気タイプ の相手にも優位に戦えます。スターミーの構成上、トリックルーム のターン数が足りなく、相手を倒しきる前に トリックルーム が消えることがありますが、先制技も覚えるのでその点もグット!
ただし「性格が素早さが下がるもの」且「素早さ個体値が7以下」でないと、素早さ個体値31(いわゆるV)の無振り(努力値を一切降っていないこと)の ギルガルド の方が先に動いてしまいます。こんなめんどくさい厳選はしないと思うので、基本的には せいなるつるぎ(マンムーの4倍弱点である挌闘技)を覚える ギルガルド には不利です。
・マリルリ…
こちらも先制技を覚えるポケモンから、マリルリ です。特性:ちからもち なので、かなりの物理攻撃力を誇ります。ただし、スターミー が呼ぶ 電気タイプ のポケモンには弱いので電気の一貫性ができ、負けに直結することがあるので注意が必要です。
・三匹目…
トリックルームは切れている前提で動くので、素早さが早いポケモンなどの対面性能が高いポケモンがオススメです。個人的には
こだわりハチマキをもたせたカイリュー で しんそく を使っていますした。
これにてアナライズスターミーの考察は終わりです。
あえて差別化はしていません。自主退場技を覚えるクレセリア等と比べると、どうしても劣ってしまいます。今構築は、スターミーをなんとかしてレートで使ってあげたかったので考察しました。
自分自身でも、かなり無理のある構築だなという思いはあります(笑)
ここまで読んでくださりありがとうございました。
疑問 質問 その他の意見等も受け付けておりますので、コメントのほど、よろしくお願いします。
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(なお、筆者はパソコンに慣れていないのでコメント返信が遅くなることもありますが、ご愛嬌を、、)
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